月別アーカイブ: 2015年10月

神嘗祭当日祭を斎行。

10月17日は伊勢神宮神嘗祭の日です。
当社でもこの日に合わせて総代、顕勲神社役員が参列する中、毎年神嘗祭を斎行いたします。

祭儀の中で、先日の抜穂祭で収穫した稲穂を御神前にお供えしました。

11月23日の新嘗祭には神饌田で穫れた神饌米を精米して御供えします。

そして宮司が祝詞を奏上。皇室のご繁栄と国家の安泰、五穀の豊穣、国民の平安をお祈りしました。

終了後 旭川神社例大祭、顕勲神社英霊祭の決算報告がありました。

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また16日には神饌田で刈りとられた稲穂の稲こぎがありました。
総代さん数名の方にお手伝い頂きました。 誠にありがとうございました。

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〈祢〉

神前挙式

10月18日 神前挙式がありました。

結婚されたお二人は、旭川神社 橘会のメンバーで

大変お世話になっている人です。

そんなお二人が神楽を通じて出会い、結ばれました。

これこそ御神縁だなぁと思います。

本当にうれしく、お二人の末永いお幸せを心から祈っております。

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めでたい!

〈祢〉

 

お正月の御神札。神札撤下祭斎行

去る10月11日午後7時より、神札撤下祭を斎行。

降っていた雨も祭儀の前には止み、何事もなく御神札を撤下しました。

当社では神棚の御神札は社頭に出す前に本殿外陣(神様が鎮まるお部屋の前室)に全て納め、1週間毎日御祈願を斎行します。その御祈願を終えると、本殿より撤下するのですが、毎年御奉仕頂いている有志の皆様にお集まり頂き、白丁(白い装束)を着て頂きます。そして、境内の明かりという明かりを全て消し、真っ暗の浄暗の中、本殿から御神札を納めた唐櫃(からひつ:木の箱)を担いで社務所まで撤下します。
天照皇大神宮(伊勢神宮の御神札:通称 お伊勢さん)の御神札は伊勢神宮で御祈願をうけ全国各社に送られます。

これから年末に向け、このお伊勢さんの御神札と旭川神社の御神札は各町内会や社頭を通じて頒布されます。(御神札 御守に 「売る・買う」という言葉は使いません)

神棚の御神札は天照皇大神宮と地域の神社の御札をまつるのが正式な形です。

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社殿より御神札が撤下される様子

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暗い参道を退下する奉仕者

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奉仕者

 

 

 

 

 

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伊勢神宮 大麻修祓式 (写真:神宮司庁広報『瑞垣』より)

恒例の抜穂祭斎行いたしました! 収穫に感謝!

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去る9月27日 午後2時より抜穂祭を斎行いたしました。
春に御田植祭にて田植えをしました早苗もたわわに実り稲刈りのお祭りをいたしました。

当日は祭儀開始直前まで大雨と強風でしたが、
祭儀が始まるとピタッと雨は止み、時折晴れ間も見られるほどに回復しました。
おかげさまで無事抜穂祭を斎行する事ができました。

この抜穂祭は、古来 鋭利な刃物がない時代、稲を抜いて収穫していた故事にならい
現在でも抜穂祭として全国の神社で斎行されております。

御祭儀終了後には子供たち、神社役員の皆様に稲刈りを行って頂きました。
このお米は1年間毎朝、神饌米として1升ずつお供えします。

御奉仕頂きましたご来賓、神社役員委員をはじめ敬神婦人会の皆様、一般参列者の皆様に厚く御礼申し上げます。

僅かですが参加したお子さんには新嘗祭の後、お米をお送り致します。

 

早乙女が抜穂を行う間詠われる抜穂歌を紹介します

◎抜穂歌

東に望む 旭岳
秋空高し、旭川
みのり豊けき兵村の
今日はめでたい抜穂祭

神の恵みを かしこみて
乙女の鎌に八束穂を
かりて供ふる広前に
神楽賑はふ抜穂祭

瑞穂の国は麗しく
昔の手振り尊びて 黄金波打つ豊作の
感謝を篭めし抜穂祭

 

「頂きます」「ごちそうさま」の心、「おかげさま」の心、実りに感謝する心は「日本人の大切な心」です。
我々神職は農業に従事することはできませんが、その心を神事を通して次世代に伝えていく所存です。

〈祢〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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